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1 2015年 09月 17日
脚本家の中園ミホさんの講演を聴く機会がありました。
講演というよりは、気楽におしゃべりという感じでしたが、なかなかチャーミングな女性でした。 「ハケンの品格」の主人公など、実際にあれだけの資格を持とうと思ったら120歳になってしまうとか、「Dr.X」の「私、失敗しませんから」はロンドン・オリンピックの柔道金メダリスト、松本薫選手の「私、ミスしませんから」というインタビューのパクリだとか、いろいろ面白い話を聞かせていただきました。 もちろん松本選手の言葉の裏には壮絶な努力があってこそです。あの闘争心むき出しの顔は素晴らしかったですね。そういえば、先日、心臓外科医の講演を聞いたのですが、その先生も「自分は血のにじむような努力をしているから失敗はしません。でも思い通りに行かないことはあります。だからこそフォローしてくれるチームが重要」と言っていたことを思い出したりしました。 中園さんのドラマは、どれも働く女性の応援歌になるようなものが多いですね。ネタは彼女たちとの飲み会で本音を聞き出して、辛いことが多い中で頑張っている彼女たちがドラマを見てスキッとするような作品にしているそうです。 で、今日の講演は証券会社主催で、聴講者は管理職のオジさんがほとんどだったのですが、たぶん会社で派遣にやさしくしてねと語っていたんでしょうね。 ▲
by noririn_papa
| 2015-09-17 20:56
| テレビ
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2010年 10月 22日
先週から医龍3が始まりました。
心臓外科治療のホットな話題を提供してくれる医龍は 楽しみにしているドラマです。 今回のシリーズでは、カテーテル治療のスペシャリストという 内科医・黒木医師が登場し かつて外科でしか治せなかった心疾患を カテーテルと呼ばれる細い管を太ももの血管から通して 心臓周囲の血管(冠動脈)などを治療していきます。 麻酔科医・荒瀬が急性心筋梗塞で倒れたけれど なぜか?外科医が朝田しかおらず、手術中。 左冠動脈主幹部という冠動脈の太い部分が詰まっているが カテーテルで広げるには先端の風船を膨らませ 一時的に血流を遮断するため、危険も大きい。 そんな心筋梗塞を鮮やかに治療します。 ステントを留置しましたが きちんとベアメタルステントであると 説明するあたりは、さすがです。 急性期には薬剤の塗られたDESステントではなく 通常のベアメタルが第一選択といわれています。 そこまではいいのですが、昨夜のお話。 突然倒れた女性は心房中隔欠損症(ASD)でした。 生まれながらに心臓上部の左心房と右心房の間の壁に 穴が開いているもので、 穴が小さければ自然に閉じたり 気づかずに普通の生活ができますが 穴が大きいと血液が逆流して心臓や肺に負担がかかるため 穴を閉じる手術を行います。 小さいうちは気づかずに、学校検診や、大人になって症状が出て 初めて心房中隔に穴が開いていることに気づくこともあります。 その治療法をめぐって、カテーテル治療か外科治療か 内科と外科で争うお話でした。 よりよい治療を目指して内科と外科が話し合うのは当然ですが 患者を惑わし翻弄するのは、ドラマといえども論外です。 日本では、4年前に アンプラッツァーと呼ばれるカテーテルで 心房中隔欠損症の穴を塞ぐ治療が保険で認められました。 もちろん、高度な技術と経験が必要ですから まだ治療が始まったばかりの日本では この治療を行える病院と医師は限られています。 また、すべての心房中隔欠損症に適応できるわけではなく 穴が大きかったり、穴の位置が端のほうだと使えません。 医龍の病院では、海外で経験を積み 高度な技術を持つカテーテル治療医がいて 患者が若い女性であることを考えれば 侵襲の少ないこのアンプラッツァー治療をまず考えるのが 普通だと思われます。 もちろん万が一の時のために外科チームが控えるのは当然です。 黒木医師は 、心室中隔欠損治療だけでなく 同時に心房細動の治療もカテーテルで行いました。 心房細動は、歳をとるとよく出てくる不整脈で それだけでは命に別状はないものの 心臓内に血栓ができやすくなり それが脳の血管まで運ばれて詰まると 脳梗塞を起こす危険があります。 長嶋茂雄さんもオシムさんも、これが原因といわれています。 このドラマのように、心房中隔欠損があると 心臓に負担がかかっているので 心房細動が起こることが多いそうです。 その心房細動を起こしている部分を カテーテルの先に高周波の電気を流して 焼いてしまうという治療法が、最近行われるようになりました。 しかし、高度な技術も必要で、治療そのものは成功しても 必ず治るとは限りません。 たしか、治癒率は50~70%だったでしょうか。 これも、黒木医師は高度な技術で治してしまいます。 だからといって、外科がいらないわけはなく 心臓移植や人工心臓を含め、複雑な心臓病など カテーテルで治療できない疾患はたくさんあるわけですから チームドラゴンには、そういう疾患に挑戦してもらいたいと テレビに向かって叫んでいる私でした。 *注:私は医師ではないので、本文の内容に責任は持てません。 ▲
by noririn_papa
| 2010-10-22 21:32
| テレビ
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2008年 02月 26日
もしかすると、ジャニーズ・ファンの方々には
とても楽しめたドラマだったのかもしれません。 また、4回連続ドラマの第1回が終わった時点で 批評めいたことを書くのも早急に過ぎるのかもしれません。 それにしても、です。 昨夜のテレビドラマ「一瞬の風になれ」 もう少し原作の面白さを伝えるために イントロダクションを丁寧に描いてほしかったと思うのです。 原作の小説では、こんなシーンから始まります。 主人公・新二がサッカーの試合で 緊張しすぎてチャンスにシュートをふかしてしまう。 天才的才能を持ち、その上で人一倍努力する兄に憧れ 必死に練習してサッカーに打ち込む新二。 けれど一流選手に駆け上がっていく兄に どうしても追いつくことはできません。 そんな新二の試合を見ていた友人が 「ボールなんてなけりゃ、おまえ、もっと速いのに」 とひと言。 彼(連)は天性のランナーの才能を持ちながら それに打ち込むことなく漫然と過ごしているのです。 そして、ふとしたことから、連と競争してみたくなり 彼の速さに驚愕する新二。 一方で、思いの外くらいついてくる新二に やがては速くなっていくに違いないと感じる連。 「一緒に走るか」 連の言葉に陸上という新しい道が開けていきます。 これが、陸上部顧問の 「下半身に強烈なバネがあって、球技が苦手なタイプは スピード競技で大成するんだ」 という言葉につながっていくのです。 サッカー馬鹿で陸上競技のことは何も知らず 練習嫌いだが天才的に速い連に追いつこうと がむしゃらに練習を続ける新二。 そして、同じ天才である兄が努力を重ねている姿を見ているがゆえに 才能を持ちながら努力しない連に苛立つ新二。 そういう新二を煙たがりながらも本音で接してくれて どんどん自分に近づいてくる新二に引っ張られ やがては天賦の才を開花していく連。 この二人を中心に、熱血漢の先輩や気さくな同級生など さまざまな個性を持つ面々が絡んでいきます。 思うに、これは汗と泥のにおいがする 熱血・スポ根・青春ドラマなのではないでしょうか。 そうしてみると、昨夜のテレビドラマは そうした汗や泥のにおいがしないなあと感じたのです。 そうそう。 小説の主人公は、自分の髪の毛をオレンジに染めるような やんちゃな部分もあって ライバル校の先生から「タクアン」と呼ばれたりします。 そういう髪型も見てみたかったなあ。 ▲
by noririn_papa
| 2008-02-26 12:58
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2007年 01月 30日
さほど大きな期待をしていたわけではないけれど
せっかく「スマスマ」を観たがった妻を説得して観たわりには 大きく期待はずれだった・・・ TBSの馬鹿馬鹿しく長いタイトルの番組 「歴史ミステリー特別企画“バチカンに眠る織田信長の夢” 暗殺の黒幕はあの男…残された暗号を解読せよ」 本能寺の変の朝廷陰謀説は、番組中にも出てきた 安部龍太郎氏の「信長燃ゆ」のストーリーをなぞっただけで 5年も前に発表された小説の内容です。 (小説自体はとても面白い本です) しかも、その執筆のきっかけになった 立花京子さんの朝廷陰謀説は、もっと前に発表されています。 最近の立花さんや安部さんは さらにイエズス会の陰謀説にも興味を持っており 信長を使って日本をキリスト教国にしようとしたところ 信長が自分こそ神だと言い出したことで決裂したと そのようなことを話されていますし 立花さんはそれをテーマに「信長と十字架」という本を2年前に書かれています。 番組ではそのあたりまで突っ込んで それこそバチカンの陰謀くらいのことをやってくれるかと思いきや 陳腐な「信長燃ゆ」再現ドラマで終わってしまいました。 残念。 ▲
by noririn_papa
| 2007-01-30 00:04
| テレビ
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2007年 01月 14日
若い頃、無粋にも神楽坂の料亭の玄関先まで
締め切りの迫った原稿を取りに行ったことがありました。 そこは路地を一歩入ったところから まったく別の街になってしまう不思議な世界で 石畳と古い料亭が並ぶ静かな場所でした。 そして、まったくわかりにくい路地が続き お目当ての店を探すのにずいぶん苦労したものでした。 そんな街を舞台に、倉本聡さんの新しいドラマが始まりました。 「拝啓 父上様」 明らかに30年前の大ヒットした青春ドラマ「前略おふくろ様」を 意識しているわけであり もちろん観ているこちらも大きな期待をしてしまうわけです。 深川と神楽坂、場所は違えど古き時代を残す街と料亭が舞台。 そしてその街を襲う近代化の波。 前略おふくろ様では高速道路建設による立ち退き問題 今回のドラマは高層マンション建設による立ち退き問題が 背景にあります。 余談ながら(って全部余談なのですが) 自分の中のテレビドラマベスト3は 「前略おふくろ様」「傷だらけの天使」「俺たちの旅」 だと思っています。 というわけで「拝啓 父上様」の第一回。 「前略おふくろ様」と比べるとスローテンポで 登場人物の個性もいまひとつのように感じますが 今後に期待しましょう。 「昔、母親が若かったこと 母親にも青春があったということを そんな時を子どもは知ろうともしない。 そのときを考えると涙が出ます。」 「前略おふくろ様 俺はあなたの青春を知りません。 ピチピチと若く、可愛く、恋をした、 そうしたあなたの青春を知ろうともしなかったわけで・・・」 (前略おふくろ様より) ▲
by noririn_papa
| 2007-01-14 11:00
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2006年 10月 17日
昨夜、新番組「のだめカンタービレ」が始まりました。
原作の漫画を読んだことがない人にとっては かなり違和感のあるドラマだったのではないかと思います。 もともとギャグの要素が強い漫画で ストーリーや人物設定も原作にかなり忠実だったので その分、人間の演じるドラマとしては かなり滑稽な描写になるのはしかたないことでしょうか。 賛否両論でそうな感じですが クラシック音楽にうとい「のだめ」ファンとしては 実際の曲を聴けるのはうれしいことです。 主人公にスウィング・ガールズの上野樹里さんは なかなか適役に見えましたし ギャグ路線で行くなら竹中直人さん、伊武雅刀さんは期待できそう。 個人的には、秋吉久美子さんが好きです。 ▲
by noririn_papa
| 2006-10-17 18:20
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2006年 04月 15日
先日,「医龍」というドラマが始まりました。
ほんと最近のドラマは漫画の原作が多いのだけれど これもスペリオールに連載されている医学漫画です。 はぐれ天才外科医が大学の医局を引っ掻き回しながら バチスタ手術を行うというもので 白い巨塔に紛れ込んだブラックジャックみたいな話。 けっこう真面目に医学解説をしていて とても親切だと思っていたら 最後に流れたテロップの監修のところに バチスタ手術の第一人者の医師の名前がありました。 こりゃけっこうディティール細かいかも。 ▲
by noririn_papa
| 2006-04-15 19:11
| テレビ
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2006年 03月 22日
昨夜,「アンフェア」というドラマが最終回でした。
原作が面白かったので,テレビではどのようになるのかと 期待しつつ観ていました。 というのは,原作は人気脚本家の秦建日子氏が書いた小説ということで テレビではない活字という媒体を意識した 文章のレトリックによるトリックがあったからです。 ところが,ふたを開けてみると テレビドラマは秦氏ではなく別の脚本家による脚本で しかも原作部分が終わってもさらに物語を続け 原作部分を含めて物語をひっくり返す展開になったのでした。 (かなり原作部以降はテンポがスローな気もしましたが) それはそれでよいとしても いくらどんでん返しとはいえ,原作の愛すべきキャラクター, ホームズでいえばワトソンにあたる人物を犯人にしてしまうのは 原作者に対する裏切りではないかと思うのですが。 このドラマ(脚本家)こそがアンフェアである,というオチ? (でも,これだと視聴者は, だまされたという爽快感が残らないのですよね) ▲
by noririn_papa
| 2006-03-22 12:50
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2006年 01月 11日
昨夜,妻が観ていたテレビドラマを何気なく覗いていたら,
どこかで聞いたようなストーリーだなあと。 篠原涼子さんが型破りな女性刑事を演じる新番組「アンフェア」。 この原作を読んだことがあったのでした(2004年12月のブログ)。 原作は,最近では「ドラゴン桜」の脚本で有名な秦建日子氏の「推理小説」。 小説の中に小説があるという,叙述トリックを含む作品なので, どのようなドラマ展開になるのでしょう。 ところで,脚本家が書いた小説が原作でありながら, 脚本は別の人になっていました。 不思議に思って,秦建日子氏のブログを覗いてみると, 「自分の作品を他の方に再構築してもらうことで, より大きな世界観の広がりを期待したかった」とのことで, ますます楽しみなような。 ひとつの事件を連続ドラマにするのは,毎回観なければいけないので, しんどいような。 ▲
by noririn_papa
| 2006-01-11 08:50
| テレビ
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2005年 08月 28日
「小さな運転士 最後の夢」
土曜の夜,オンエアをひとりで観て泣き, 日曜の午後,ビデオに撮ったものを家族で観て,また泣きました。 最初は父親役の阿部寛さんが,どうしても前日の「ドラゴン桜」と重なって どうしようかと思っていました。 また,実話であり,竜雷太さん演じる医師を実際に知っているので, なんだか違和感があり,不思議な感じでした。 (実際の先生は,ヒゲをはやしたもう少し軽い感じの先生ですが, 小さな患者さんを包み込むような,やさしい笑顔を持った先生です) それにしても,命がけで産んだ子どもが,自分と同じ病気になってしまう。 母親はどんなにか辛かったことでしょう。 この世の中には治らない病気はいっぱいあります。 医学が進んだようでいて,まだまだ治らない病気,原因不明の病気のほうが ずっと多いのです。 でも,少年は16年間生きて,離ればなれの生活だったけれど 父親と母親の愛情をいっぱいもらって, 施設や病院やボランティアの人からも愛情をいっぱいもらって, 江ノ電の会社の人からも夢を大切に扱ってもらえて, 精一杯の人生を送りました。 光の中へ江ノ電を走らせて行った少年に, 「よかったね」と声をかけながら,ラストシーンを見送りました。 最後に字幕が出ましたが, 拡張型心筋症という心臓病は,原因不明であり,難病指定されている疾患です。 ただ,すべての拡張型心筋症が重症化するわけではなく, 症状が軽く,ふつうに生活できる人や長く生きる人もたくさんいます。 また,最近はベータ遮断薬などを上手に投与することで, 内科的治療により症状をうまく抑えたり,改善傾向がみられることもあるようです。 重症化した場合には,心臓移植の適応になります。 ドラマの主人公の少年は,心臓以外に腎臓も悪かったため, 心臓移植の対象にはなれませんでしたが, ドナーがいて心臓移植が可能であれば,成功率は高いともいわれています。 おまけ その1 日曜の夜,「義経」を観たら,また阿部寛さんが出ていた。売れてるなあ。 おまけ その2 ドラマを観終わって,家族みんなで今度,江ノ電に乗りに行こうという話で 盛り上がりました。 江ノ電に乗ったら,このドラマより「季節はずれの海岸物語」を思い出しそう・・・ ▲
by noririn_papa
| 2005-08-28 21:53
| テレビ
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