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2008年 04月 30日
はるか昔のことですが、私がまだ小学生の頃
妹と二人でピアノを習いに行ったことがありました。 当時はまだ男の子がピアノを習うことが ちょっと恥ずかしい時代で あまり友だちにも話さずに、こっそり行き始めたように思います。 ところが、通い始めて数回めに 私は「理屈が多いから、音楽家より弁護士を目指しなさい」 と先生に言われ 妹も「おしゃべりが多くて、他の生徒さんの迷惑です」 と言われて、 兄妹そろって破門になりました。 今思えば厳しい先生でしたが あの頃はそういう先生が多かったような気がします。 というわけで、まだ指の練習すら終わらないうちに 私のピアノ暦は終わってしまったのでした。 時代は過ぎて、いつのまにか自分の子どもが ピアノを習うようになりました。 わが家では小5の次男がピアノを習い始めて 1年ほど経ちます。 今や男の子がピアノを弾くことがふつうになり それどころか、ちょっとかっこいいくらいで 次男のピアノの教室にも、たくさんの男の子がいます。 昨日は、その教室の発表会でした。 そして、時代なのか、その先生の指導方針なのか 生徒の好きな曲を発表会向けにアレンジしてくれて 昨日の発表会も、コブクロあり、井上陽水あり ショパンあり、ジャズありと、さまざまでした。 子どもたちは自分の好きな曲を 一生懸命、楽しそうに弾いていました。 昔なら延々とバイエルを習わなければ 好きな曲など弾かせてもらえないことが多かったのに 今の子どもは幸せですね。 次男の弾いた曲は、パッヘルベルの「カノン」で いつも合唱団で歌っている「遠き日の歌」で耳慣れた曲です。 次男がこの曲が弾きたいといい 先生がオルゴール風のきれいなアレンジを教えてくれました。 本番に強いのか、弾いているグランドピアノがいいからなのか 家の電子ピアノで聞くより、ずっといい出来で 本人も満足げでした。 もっと練習すれば、もっと上手に弾けたのに、 などという言葉は飲み込んで 気まぐれなわが子にしては上出来と、べた褒めしたのでした。
by noririn_papa
| 2008-04-30 22:25
| 家族の話
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