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2007年 03月 24日
のんびり屋で、話す言葉も何を言ってるんだか、ちっともわからない
そんな次男が、終業式にクラス代表として作文を朗読したのだそうです。 全校生徒を前にして、大きな声で堂々と読んだらしいのですが もともと緊張するタイプではないにせよ そんなことができたこと、そもそもそういう役に選ばれたこと自体 想定外のできごとでした。 3年生の想い出を綴ったそうで、後で内容を聞いてみても 本当に本人が書いたのか疑わしいほどよく書けていました。 先生は本人の書いた文章を発表用に短くしただけだそうで 多少、文章のうまいクラスメートの助言があったらしいのですが それにしても、この次男坊にしては上出来でしょう。 その想い出の文章の中に 一年をかけて取り組んだ自由研究のことがあり 次男はトカゲの研究をテーマにして ノート一冊の図鑑を作ったのですが 本人はその達成感にかなり満足しているようです。 思えば、トカゲが苦手な妻に代わって 私と次男の二人で上野動物園の爬虫類館に行ったり 爬虫類専門のペットショップに足を踏み入れたりして ふだん次男と接する機会の少なかった私にとっても それはよい体験になりました。 また、次男は自分の頭の中に明確な完成図を描いて 物事に取り組むタイプであり そのために自分の技術が足らず、その完成図に近づかないと いつまでも納得できないため 学校で作る大概の作品は時間切れの不完全なものでした。 トカゲの図鑑は十分に時間があったことで 私からトレーシングペーパーを借りて図鑑の絵を写したり 何度も書き直したりして満足度の高いものになったようです。 作文の中に、父への感謝の言葉なんかも 入れてくれたら嬉しかったのですが すべて自分ひとりでやったと思っているようで それもまた間違いともいえず まあ、縁の下の力持ちということで我慢しますか。 今まで口の達者な長男と妹にはさまれて うまく自分を表現できなかった次男が 少しずつ変わり始めているようです。
by noririn_papa
| 2007-03-24 11:21
| 家族の話
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