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2005年 06月 27日
昨日,「ターミナル」という映画をビデオで観ました。
ふと時間が空いたので, 近所のレンタルビデオ屋さんに出かけたのだけれど, 映画が公開されているときには観たいなあと思うのに ビデオ化される頃にはすっかり忘れてしまっている。 この映画も,ストーリーはすっかり忘れていて, スピルバーグとトム・ハンクスの名前だけで借りました。 ええっ,トム・ハンクスって,こんなにおじさんだったけ? これが最初の感想。 彼を最初に観たのは「スプラッシュ」という映画。 ダリル・ハンナ演ずる人魚との恋を描いたロマンチックコメディで, とても好きな作品です。 その後が「フォレスト・ガンプ」だったか。 いずれにしても,勝手に青年のままでいたトム・ハンクスのイメージが あっという間に崩壊してしまいました。 で,「ターミナル」。 ニューヨークの空港についたとき,母国にクーデターが起こり, ビザが無効になって,空港からアメリカに出ることも, 国に戻ることもできなくなって,空港ロビーで暮らし始める男の話。 アイディアはとても面白い。 国家などという制度に依存している私たちは, それがなくなれば幻のような存在になってしまう。 でも,その面白さとコメディタッチの会話が楽しめるだけで, 爆笑とか感動とか,そういうものはありませんでした。 トム・ハンクス演ずる外国人が,もっと生活習慣とか違ってて 異文化との交流みたいなものがあったらよかったのに。 できれば,空港内にあるAEDとか使ってくれたら嬉しかった。 (AEDって,心臓まひを起こした人を助ける電気ショックの小型器械で, 素人でも使えるものです。最近日本でも普及していて, 愛知万博でも何人かの人が命を救われています) スピルバーグに期待しすぎなのかな? A.I.のときも泣かせてもらいに行ったのに,イマイチだったからなあ。
by noririn_papa
| 2005-06-27 15:37
| 映画・演劇
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