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2009年 05月 02日
中3の長男は小学校低学年の頃から
「ハリーポッター」シリーズにハマっていました。 そこから、いろいろな本を読むようになったと思います。 最近は漫画ばかりであまり本を読んでいないけれど 東野圭吾の小説などを貸せば、あっという間に読んでしまいます。 小3の娘も本が好きで、毎日寝る前に ひとりで本を読んだりしています。 文字を書くことも好きで、小さな手紙魔です。 それに比べ、あまり本を読まないのが小6の次男。 サッカーやピアノと忙しいこともあるけれど 本を読まなくなった兄貴の悪影響で ゲームやテレビの世界に引きずられてしまっています。 別に本がきらいというわけでもなさそうなのですが どうもこれといったハマる本に出会わないのも ひとつの原因のような気もします。 まあ、次男は感性で生きてるようなヤツなので 本はあまり読まなくてもしかたないかな、とも思うのですが 来年は中学だという年のわりには 話していて、あまりにボキャプラリーが少ないので ちょっと親としては不安になります。 そんなことを友人に話したところ 自分の子どもがハマったという本を紹介してくれました。 「こそあどの森の物語」シリーズ(岡田 淳・作)というもので 借りてきて次男にちょっと読ませたところ、なんとハマったのです。 あっという間に借りてきた2冊を読んでしまいました。 私も読んでみたが、これがなかなか面白いのです。 「この森でも、あの森でも、その森でも、どの森でもないこそあどの森」 に住む、ユニークな人たちが繰り広げる不思議な物語。 それぞれが個性的な家に住み、個性的な暮らしをしながら 助け合ったり、力を合わせたりして 森で起こるさまざまな問題や事件をのり越えていきます。 まるで海外の童話のようでいて、どこか日本的。 「はじまりの樹の神話」では、こそあどの森に はるか昔から時を越えて少女がやってきます。 少女は、森の住人たちが食べるものを見て 「どうやって作るのか、だれが作ったのか」と聞くのです。 「あなたたちは、誰がどうやって作ったのか 知らないものを食べているのか」と驚く言葉に 私たちが文明という名のもとに失った 「人とモノ、人と自然を結ぶ心」に気づかされます。 そして、少女と森の住人たちは 神話の世界にある「はじまりの樹」に住むリュウを退治するために 力を合わせるのですが、リュウの正体は意外なものだったりします。 はじめてこの童話と作者を知りましたが こんな面白いお話を作る日本人がいたのですね。 家族でハマりそうです。
by noririn_papa
| 2009-05-02 17:42
| 家族の話
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