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2006年 09月 09日
バルセロナの街は何人かの異色の芸術家を生みました。
絵画ではミロ、ダリ、ピカソ、そして建築ではガウディ。 今回の出張中、何をおいても見たかったのは ガウディの作った(彼の死後いまだ完成していませんが) サグラダ・ファミリア(聖家族教会)です。 サグラダ・ファミリアは建設を始めてから 今年で124年目を迎えます。 本来の姿(完成形)は、イエスの塔とマリアの塔を中心に 4人の福音書家、12人の使徒の塔が並び立ち 「生誕の門」「受難の門」「栄光の門」という 大きな入り口が3方向にできるそうですが 現時点で、「生誕の門」と「受難の門」とその後ろの建物しか できておらず、完成にはほど遠い状況です。 それでもなお、この建物は見るものを圧倒し 感嘆させるだけの大きさと芸術を持っています。 自然の草木が成長して上に延びるかのように 石の柱が高くそびえ 周りには聖書に基づくまざまな彫像が彫られ 神と人と自然が石というものを媒介に 一体化しているような、そんな荘厳さを感じました。 現在、急ピッチで建設が進められており また石だけでなくコンクリートも使われるようになって 20年後の完成を目指しているそうです。 コンクリートを使うことがよいことかどうかは わかりませんが、早く完成させて 教会としての役割を果たすことも重要なのかもしれません。 残念だったことは ガウディの死後、「受難の門」のデザインが大きく変更され 抽象的な彫刻が私には感動を与えなかったことと 日本人建築家である外尾氏が スペイン内乱時に破壊されたロザリオの間を修復したのですが そのロザリオの間がエレベーターホールのように 扱われていたことです。
by noririn_papa
| 2006-09-09 20:46
| その他
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Comments(1)
Commented
by
みや
at 2006-09-10 07:55
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いいですね、これを実際に見てこれたなんてうらやましい話しです。
何度かTVの特集番組などで拝見してきたけれど特にこういうところは実際に自分の足でその場に立ち、自分の目で直接見て、はじめて感じるものの大きさが絶大でしょう。。
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