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2005年 09月 23日
国立がんセンターで検体取り違えのミスがあったと新聞に出ていました。
人為的ミスによるもので,いわゆる医療過誤です。 誰も事故を起こそうとは思っていないし, みな一生懸命にやっているのに起こってしまう医療事故。 どうしたらなくすことができるのでしょう。 これは聞いた話ですが, 人ひとりが50年に一度,重大なミスをするとします。 一生のうち働いている期間に起こす,たった一度のミスです。 これが千人働いている病院では,1年に20回, 重大なミスが起こる計算になります。 逆に,千人働いている病院が50年に一度しか事故を起こさないためには, ひとりが5万年に1回しかミスをしないで働かなくてはなりません。 単純計算ですが,そういうことです。 このミスを減らすためには,二重,三重のチェックが必要になるわけですが, 当然,そこには人を増やすことが必要で,人件費がかかります。 病院経営や医療費の問題もかかわってきます。人材も必要です。 病院の数を減らして,病院スタッフも患者さんも集中させるのがよいのでしょうか。 どこの病院に行っても長時間待つのに,もっと病院が混雑することになりますね。 もちろん,これはすべての医療スタッフが,本当に患者さんのことを考え, 一生懸命尽くしていると仮定した上での それでもミスは起こりうるという話です。
by noririn_papa
| 2005-09-23 22:30
| 医療・健康
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