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2005年 08月 23日
子どもと動物の話をしていたとき,
ゾウさんにはゾウさんのゆっくりした時間の流れが, ネズミさんにはネズミさんのちょこまかした時間の流れがあるんだよ, という話をしました。 これは有名な「ゾウの時間ネズミの時間」(本川達雄著,中公新書)からの引用です。 ゾウの心臓は1分間に30回,ネズミの心臓は600回打つそうです。 そして,ゾウは100年近く生きて,ネズミは数年の寿命です。 ところが,計算すると一生のうちに心臓の打つ回数は, 哺乳類は20億回とみな同じだというのです。 人間の考えた時間で見ると,ゾウは長生きでネズミは短命に思えるけれど, それぞれの心拍数を時間の単位で考えたら,どちらも同じということです。 珍しく次男が興味を示し,その本を読みたいというので, たしか絵本版があったなあと, 「絵ときゾウの時間ネズミの時間」を図書館で探して借りてきました。 うーん。 小人の国にガリバーがやってきて,小人の国のコックさんが, この巨人の食べる量を計算するのに,身長か体重か体表面積かと論じ合う。 小学2年にはちと難しい。 おまけに一生の心拍数の数が15億回になっている。 (5億回は誤差の範囲???) ちなみに人間の心拍数を1分間70回で計算すると (健康成人の安静時の心拍数なので,計算にかなり無理がありますが) 15億回なら40歳,20億回なら54歳という結果に・・・ いずれにしても,長寿社会の人間の心臓は かなりの無理を強いられていることになりますね。
by noririn_papa
| 2005-08-23 10:30
| 小説・本
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