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2016年 10月 12日
映画「君の名は。」
大ヒットしていますね。 東宝、「シン・ゴジラ」に続いて、笑いが止まらなそうです。 私もつい観に行ってしまいました。 わが家では大学生の長男がまず観てきて、「面白かった?」と聞くと 「面白かったけど、ベタな青春漫画だから、55のおっさんが観てもどうかなあ。別に泣けるわけでもないし」 そう言われると、55のおっさんだって、青春わかるし、と意地になりまして。 とはいえ、さすがにオジさん一人で観てたら、きっと変な目で見られるだろうと、久しぶりの夫婦50割を使いました(笑)。 わが家ではその後、次男(なんと2回も観に行ったらしい)、娘も観に行ったので、家族全員が観た映画となると、アナ雪以来ですから、そりゃあヒットしているわけです。 最初は少女漫画的展開に、これがこのまま続くのかぁとあくびが出そうでしたが、なかなか凝った展開になっていて、物語は二転三転。 何も事前情報を知らずに観たので、かなり楽しめました。 もう少し、最初の二人の夢の部分を面白おかしく描いてもよかったような気もしますが、これはまあ映画「転校生」を彷彿させる懐かしさからの、個人的な好みです。 何より、「君の名は。」というタイトルが秀逸ですね。 このタイトルだけで私たち以上の世代(むしろ私たちの親の世代ですが)は、もうすれ違いの恋愛映画だと想像してしまうわけです。 「忘却」という単語を見るだけで、「忘却とは忘れ去ることなり」という有名なフレーズが、頭をよぎってしまいます。 もちろん内容はまったく違いますが、この映画でも「忘れる」ことがやはり重要だったりします。 そして、アニメなのに、風景のリアリティへのこだわり。 東京の街が実際の風景そのままに細かく描かれていて、シン・ゴジラ同様、東京の人は、いつも見慣れた風景に出会って、「あ、あそこじゃん」という感覚で楽しめます。 とくに、男子生徒の高校の制服と、外苑前の風景。 わが母校の現在の制服(私たちの頃は学ランでしたが)そっくりで、通学風景も絵画館などお馴染みの場所が出てくるので、同窓生の間では、ちょっと話題になっています。 「もしかして、入れ替わってる?」 この映画のセリフとともに、わが娘、学園祭で「前前前世」をバンド演奏していました。 そのお話は、またの折に。
by noririn_papa
| 2016-10-12 22:41
| 映画・演劇
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