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2009年 04月 06日
今日、たぶん無事に千秋楽を終えたであろう
ポかリン記憶舎cafe公演『humming3』@ Muriwui。 前回の日記で書いたとおり 先週の金曜日、祖師ヶ谷大蔵のカフェまで観に行って来ました。 「湯気の向こうで 背伸びするあなたの・・・」 とキャッチフレーズにあるように 本物のカフェの片隅に設けられた客席の前、 古いストーブとその上で湯気を出すやかんの演出。 ところが、私が行ったその日から 東京は一気に春の陽気で、ストーブには違和感が・・・ そして時間ギリギリに行ったせいか イス席は満員で地べたに座布団敷いて座ったため 湯気の下から観劇ということになり たぶん演出家の明神さんが狙った視線と違ってしまったかも。 ついでに言えば、カフェという日常的な空間を 下から見上げる非日常的視線で観てしまったため かなり落ち着かない観劇になってしまいました。 (単にイスに座りたかっただけかも・・・・) 劇の内容は、前回の「鳥のまなざし」とは全然違って 恋する若者たちのカフェでの一幕。 タイトルどおり、口で、心で、からだで それぞれが恋するハミングをしながら 目の前の本物のカフェでの出来事を演じるもの。 楽しくて、ちょっとほろ苦い恋のお話でした。 でも、自分がいる同じ空間、同じカフェで 手の届くような場所で物語が始まるなんて とても面白い舞台設定だと思います。 イスに座って、カフェでも飲みながら観ることができたら どんなに素敵なことでしょう(まだイスのこと言ってる・・・)。 ストーリーとしては もう少し、登場人物が伏線的に絡むかなあ、と思っていました。 たとえば、後から来たミュージシャンが ホントは先に出て行った男が会うと言っていた人で 男のウソが彼女にばれてしまうとか。 そば屋の息子が何か物語の行方に関係するとか。 ま、そういうご都合主義はきっと 作・演出家の明神さんはキライなのかもしれません。 これで「ポかリン記憶舎」の公演は2回目ですが まったく違った面を見ることができたので また次回が楽しみです。
by noririn_papa
| 2009-04-06 21:34
| 映画・演劇
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